A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

DO Loop

私は、量子研のDr.C (ドクターコース)の一回生になりました。かわいいかわいい大好きな後輩たち、素晴らしい同級生と先輩がいらして、毎日毎日  幸せを感じてます。

近況・・・ とにかく ”Do  LOOP“ を私自身が 無駄に莫大な回数まわってる感じです。修論の時の計算をまずは、より大きな系で、より速くするように言われ、 
IF 文が あるから遅いのだ、DO文だけで同じことをするように、
と強くアドバイスされました…
しかし、DO文だけで書きましたが、む・し・ろ  遅くなりまして、
しかし、

私のDO loop は無駄にまわってるのだ、だから、それをなんとかするように 、IF文よりも遅くなるなんて  「あ・り・え・な・い!絶対に 、、お・か・し・い!」と
言われて ただただ PCの画面のにらめっこし続けてーー 
 頭抱えてーー
眼と瞬きした時に動く眼の周りの筋肉がどんよりと痛くて痛くて、何も具体的に進んでいない自分の状況が切なくて切なくて・・・

【それでも 研究室 にいるときは ものすごく幸せで、それ以外はあり得なくて】
私の近傍に 愛すべき人々が複数いて、もう誰も私を否定しない、どころか いつも私を最大限助けて優しくしてくださって、それぞれが楽しくて素敵な個性を発揮しつつ、その中で私は私であるというのです、
こんなに素晴らしい状況 はあり得るのでしょうか!
(まさに、自由エネルギーの研究をやるためにいるのですから、それは  =私自身 ですから ) 



でも、そのDO loop の中に、
今日は、とても嬉しいことととても不安で悲しいことがありました。

大切な後輩の左耳が突発性難聴 になってしまい、ずっと 耳鳴りに悩まされてます。 今は、ステロイドを飲んで様子を見て、場合によっては入院のようですが、治らないまま 聴力を失ってしまう可能性があるようです。
入院したら、点滴で強いステロイドを入れるようですが、それも必ず効く、とは限らないようです。原因と治療法がほとんど分かってない難病のようです。
本人は、カラッと笑いながら 話をして、「耳鳴り に二度と悩まされないのなら、もう片耳だけだし、全く聞こえなくなったほうがいいかも~」と冗談を言い、授業にも研究室にもきて、いつもと同じ調子で話してましたが、本当は不安でどうしようもないと思います。
研究室のみんなでその話をしていた時に、自分では全く意識してませんが、私だけ ものすごい表情になっていたようで、 かえって 私が心配されました(>_<)
とても 他人事とは思えません。 
両耳普通に聞こえて健康でいたって 聴音が酷い私、もし 私が彼のようになってしまったら、 どうしよう…
彼の耳が 聞こえなくなってしまったらどうしよう、 どうしよう、
お願いだから、 彼が大事に至らないで、 誤診ならいいのに、一時的な 耳鳴り で済めば良いのに、
って 思い続けてたら 
あの「DO LOOP」 から一時的に抜けてました。

とても嬉しいことでもDO LOOP から抜けました。
夜は、中国人の優秀で素晴らしい友人が、シンガポールからskypeで 私と議論をしてくださりました、そう、そのDO LOOP から抜けるために。
本当に本当に親身になって、英語もコンピューターもひどく不自由な私の為に、ゆっくりとゆっくりと 丁寧に一点一点確認しながら、私に寄り添った 親身な議論をしてくださりました。彼は、「 私の研究の先輩」になるでしょう。

彼が、【We  can calculate FEL ・・・】と常に、【We】という 一人称を使っていたのが印象的です。私は、一方的に 優秀な研究の先輩に助けて頂いているのに・・・ 
私の自由エネルギーの研究は、
こんな素晴らしい友人とやって共感できたら、その幸せは 二倍ではなく 指数関数的に増倍する でしょう。
まだ、何も 出来てないのに、ちょっと議論しただけで 他では決して得られない高揚感と幸せに満ち溢れました。
大きな学会前でものすごく忙しいのに、私とは全く重複のないテーマをやってる方だったのに、
こんなに一生懸命に私の為に、私以上に 関連しそうな論文を深く読み込み、そういったこと関連することを勉強し、
「一緒に研究をしよう」というのです。

彼に感謝の気持ちを忘れず、
私は最大限の努力をして、彼が私との研究によって感動と幸せを感じられるようにしなければなりません。

『非常感謝。』