A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

Fluctuation,Frustration

最近、ほんの二三日の間に”Fluctuation,Frustration”という言葉を100回以上聞くことになったが、まさに、自分の精神がそのようであった……


というのも、
ある学会に参加したのだが、
初めて参加する系統の学会で、しかも9割が実験系。この分野に興味を持ちつつ、修士課程まで全く無知であったので、さらに、慣れない英語だったので、もう完璧にフリーズしてしまい、質問の途中で言葉が出てこなくなってしまい、
なんとか質問を続けたのだが、結果的にものすごく基本的なことを尋ねてしまったようで、恥ずかしくて、もう穴があったら入りたい気分だった…>_<…! 

特に、ポスター発表で、自分よりちょっと上くらいの学生(実験系) に初歩的な質問をしてしまって、
彼はかなり戸惑っていたようで、私も気まずくて恥ずかしくて、
もう居場所がない、穴があったら入りたいってこういうことかと思った。

私は、今の研究室でも、研究内容的にOnly ONE で、かつ、この新たに入ろうとする分野でもかなり孤独感を味わう運命なのか……

でも、素晴らしい経験がたくさんあって、
発表は興味が持てるものがたくさんあって、本当に楽しかった。

特に、非常に教育的で親切な発表が、私の興味のある スピンフラストレーション系の理論的な研究であったので、彼の発表の時、心からこの学会に参加して良かったと思った。
三角とカゴメ系の違い、スピンギャップ、磁化過程、数値計算について、あれほど丁寧に説明し、特に重要なところでは、
具体的にN→∞ならこの式が・・・と何度も繰り返し「It's important, Please remember this!!」と二回も強調するというのは、比較的限られた分野の国際学会での発表では珍しいと思う。
でも、私は本当に嬉しかった。
たとえ国際学会であっても、ちょっと違う分野の人、興味を持ち始めたばかりの初心者がついていけるような発表があれば、その分野の学会はもっともっと楽しく幸せなものになるはずだから。

「楽しいから」「一番に幸せになれるから」
研究やってる、それを共感できて良かった!

たくさん迷って、悩んでいたけど、
私は、この分野、しばらくは本気でやりたい、どうか近いうちに彼らと共同研究をしてみたい!って心から思えたから

(特にその発表者に、) 心から感謝を申し上げたいです。

私のFluctuation,Frustrationは、まだまだ続きそうですが、きっと、いつか、いや来年には、ある秩序が現れるでしょうね。