無機化学♪
今日の昼間は、ピアノ&ソルフェージュのレッスンだったよ♪
私、本当に本当にほんとぅ~に 暗譜と聴音が苦手だから
聴音がたくさん&全曲暗譜の宿題 だった今日のレッスンは結構ハードだった(ノ゜O゜)ノ
モシュコフスキー、J・S・バッハ 、ベートーベン 全部あがって無事新曲♪(^^)\(゜゜) 嬉しいけど、今週も、練習がめちゃくちゃ大変だぁ!! なにせ、譜読みが非常に遅いもので・・・(´~`;)
無機化学Ⅰ&ⅠⅠB 、動物行動学、低温科学の授業は、やっぱり好きだぁ
でも、休みが一番好き(笑)??→生物は、コストを出来るだけ低くし、且つ、個体の適応度を上げる↑方向に 行動するはずだから、そう考えたらこれは「非常に適応的」!?
でも、やっぱり高コストで 無駄なような行動をしてこそ「ヒト」じゃないかしら!(^^)!
「ヘモグロビン(HB)」「ミオグロビン(MB)」
どちらも生体内で酸素と強く結合することで活躍するタンパク質だよね!
ちなみに、HB≒MB4
本体は、炭素&窒素骨格の大きな有機分子。 ポリフィンという環形の構造部分のど真ん中にたった一つ、Fe2+ がはまってる。
その部分に 酸素O2 が配位⇔脱離 しやすい性質が体内での酸素の運搬や保持に役立つとか。
でも、HB≒MB4(MBはHBの4量体)だったら、そのポイントとなる構造部分は共通だから、化学的性質も似ている→どちらも肺⇔筋肉 間の酸素運搬に寄与出来そうだよね。
ところが、実際にはMBは酸素濃度が変化しても、あんまりMB-O2 とMBの比率が変わらない。したがって、酸素運搬に役立つのは、酸素濃度によって比率が変わる、つまり、酸素濃度の高い肺ではHB-O2がたくさん出来て、それが酸素濃度の低い筋肉に到着したら、抱いていたO2を効率的に放出して筋肉に酸素を供給できるヘモグロビンのほうだね。
ここまでは前置き。
「どうしてHBはそうなの?」
っていう仮説についての話が興味深かった。
(専門用語連発で失礼ですが・・・)
一つには、Fe2+の5つのd軌道(電子の軌道の種類)の分裂の仕方が異なるため、
つまり、
ハイスピン(磁性あり)⇔ロースピン(磁性なし)に状態が転移するため、
HBの中のMBのユニット間で磁気的相互作用が変わり、それが原因では というもの。
そして、こちらのほうが有力だけど、まだまだ詳細がわからないとか。
MBとMB-O2では鉄イオンの大きさが変わる→鉄に下から配位する(MB構造の一部の)Nが微妙に動く→何らかの”情報伝達”を4つのMBユニット間でやり取りする??(゜Q。)??
っていうもの。
生物学のこんな分野を理解するために、
金属の電子の波動関数や結晶場での電子軌道の分裂の話が寄与してる
っていうのが意外で面白いなぁって思ったよ
無機化学の授業、好きだけど、テストは難しそうでヤバいよ~
では
嶋田ありさ