F.Mendelssohn ♪
試験もレポートもなく、宿題も無い! 春休みを満喫してる今日この頃。 
＠後楽園Ｉｎ東京
ピアノの練習や英検の勉強、愛犬アンと散歩、普段会えない友達に会ったり、あとは・・・いろんな音楽をのんびり聴いたり、読書etcでダラダラしているけど・・・(´～`；)
今日の昼間は、ちょっと体調が悪く勉強が出来そうになかったから、横になりながらＣＤを聴きまくってたよ♪♪
F.Mendelssohn の「６つのプレリュードとフーガ」
久々にじっくり聴いたけど、やっぱり素敵★
プレリュードとフーガ って形式はＪ.Ｓ.Bach の時代に主流だったから、Ｊ.Ｓ.Bachを崇拝していたF.Mendelssohn らしいね!
やはり、かなりＪ.Ｓ.Bachっぽい雰囲気が感じられる曲が多いんだけど、５、６番のプレリュードはやっぱりF.Mendelssohn の曲! って感じ！(＾＾)！
とりわけ５番のプレリュードは、柔らかくて優しい歌のようなメロディーとその伴奏、 が形式も曲の雰囲気も「無言歌」のような感じで、私も大好きな曲
私はF.Mendelssohn の無言歌集が大好きなんだけど、その理由の一つは
練習する時、メロディーを実際にそのままの高さで何度も歌ってみる→ピアノで弾く っていうプロセスが本当に楽しいから!それに、そうやって曲をさらうと何故か、ますます曲に対する愛着が湧くんだよね
私、音楽をやるにおいては
自分の声が嫌い、歌も好きじゃない
だって、「ピアノで歌う」ほうが、私の場合、ずっと美しいと思えるから(^O^)/ でも、やっぱり「自分が出すピアノの音」も美しいとは言い難くて、たまにかなり自己嫌悪に陥るけど・・・
でも、やっぱりピアノを弾くのは辞められない
ところで、F.Mendelssohn はもちろん、Felix のほうね! 姉のFanny も素晴らしいピアニスト＆作曲家だったらしいけど・・・彼女は、時代背景や”良家出身の女性”という世間体のせいで、親にプロの音楽家になることを許してもらえなかったとか。 彼女も若い時はFelixに引けをとらないくらいの天才っぷりをみせていたらしいけど。 こういうことを聞くと、かつて、そして今なお完全には無くならない「性差別」「ジェンダーの問題」を思いだしてしまうね・・・
もちろん、FannyがFelixほど有名でないのは、当時の活動実績、残した曲による、というのが第一だけど、当時の「ジェンダーによる差別」も多少は影響してると思う。
彼女が、プロの音楽家として広範に活躍出来る環境があれば、才能を生かして、弟に負けないくらいの活躍をしてたかも・・・って考えると残念でならないよね。
ちなみに、FelixとFannyは本当に仲良しで、Felixは心から姉を尊敬し大好きだったんだって!姉が亡くなったあと、比較的すぐに後を追うようにFelixも亡くなってるし、二人の墓は隣同士ってところからも兄弟愛が感じられるよねp(^^)q
将来は、有名な一流ピアニスト達が大きな演奏会で弾かないような、珍しい曲を取り入れたプログラムで、演奏会をして、みんなに隠れた名曲を紹介出来たら良いな
そのためには、しっかり努力して勉強しなくちゃ!
では
嶋田ありさ
