数理生態学に感動p(^^)q
普段は、時間的制約から教科書を読むので精一杯だけど、今は春休みだからいつもは読めないような本を読んでるんだけど・・・今、私が読み進めてるのは、「生物多様性科学のすすめ~生態学からのアプローチ~」大串孝之編(^0_0^)
大串先生は、生物間相互作用の研究者で理学部科目「生物間相互作用」の先生で、
大学院時代にテントウムシを5万個体、数えた!Σ(゜ロ゜ノ)ノ ことでも有名な方。
大串先生のご研究の章も良いんだけど、
第4章 の<数理生態学>の章も面白いなぁ!(^O^)/
数理生態学では、エサ種とハンター種(つまり、被食者と捕食者)の二種の系を想定。
そして、この二種の個体数変動の数理モデルを作成し、数学的に解析することによって、
<何故、地球上にこのように多様な生物が生まれ、共存し生きていけるのだろうか?>
という生物多様性科学究極の問いにアプローチするらしい。
ここでは、二種の個体数変動に注目!する。だから、二種の個体数変動に最も大きく影響する、directな相互作用「食う-食われる」関係を扱うよ。
何らかの要因でa.エサが増える→b.ハンター増える→(ハンターが増えるからaがたくさん食われる)aが減る→(aというエサが少なくなる)bも減る
というのは直感的にもわかるよね!
でも、ハンターに対してエサ種が複数の場合、系の動態モデルは?
安定性は?
私もまだ読んでいる最中だから、ちゃんと読み終えたら、またその話をしようかな
今では、生態学で重要な分野の「数理生態学」の創始者が、生物学者ではなく、二人の数学者というのがちょっと意外だった。 二人は二種の個体数の周期的変動が何故生じるのか??(゜Q。)??という純粋な数学的興味から、個体数の変化を数式で記述し解析したんだって!
生態学って、現実世界の生態系の広域的かつ、長期的な観測や、実験による研究のイメージが強かったから、こんな数学的アプローチでも、系の概略的見通しを得られるということを知って感動
でも、私は、抽象的な理論より実際の対象をみて、実感を持てる! 実験によるアプローチが好きかなf^_^;
複雑な生態系のことを、数式でわかりやすくスッキリと表現出来ることは素敵だと思うけど・・・私、数学が苦手だから・・・(。。;)
でも、数式じゃなくて、文章がズラズラ~ ってのも苦手・・・私、現代文が苦手だから・・・ って、じゃあどうすんの! って感じだよね!(ノ゜O゜)ノ
あっ、言うまでもないけど、古文と外国語はもはや論外だけど(笑)o(><)o
では
嶋田ありさ