"出鱈目"な教科書
最近は、院試の過去問を解く日々です。
先々週は、"微分方程式"、その前は"ハミルトニアンと波動関数"先週~今週は、
"結晶のエックス線回折"の週と、週ごとに名前がつきそうです。専門科目は、ある科目一年分すら一週間で納得行くまで勉強がこなせてないです。学部入試で、超苦手な古文、現代文ですら25年分の過去問、模試の過去問6年分、さらには予想問題をいくつかで、実質合計40~50年分解いたことを考えると、勉強不足、この速度がいかに遅く、私の学力が院試直前にして、いかに足りないかを実感します。
この一週間以上ずっと考え、ノート 、教科書を何百回も見て、考えて た結晶のラウエの式、ブラッグの 条件式に関わる問題ーー あまりにも理解できず、教科書が ちょっとおかしい気がし、表面化学の先生に相談しました。2回生 の時から愛用してた教科書が、" 出鱈目"のようです。これは、信頼され、外国語に翻訳され、物理化学の教科書としてメジャーな 教科書なのですが、 それだけにショックでした。
寝ても覚めてもこの問題を考えてました。
自分の読解力、理解力が不自由なのだと、 教科書を丁寧に読みながら、何回も、考え考え、過去問の問題の解決の糸口がつかめないかと探り続けました。
この問題が気になっていたのが原因かはわかりませんが、
最近、夜中に目が覚めてしまい、 仕方なく この問題を横たわりながら考えてました。それとも この問題が気になっていたから、目が覚めてしまったのか?
完全に、暗唱できるくらいにまで、長く考え続けたことは事実です。
どうして、 何が 、そんなにショックなのか、
自分でもよくわからないのです。
ただ、 昔のように、いろんなことを習い、知って 喜ぶ 、わからない→ 教科書か先生に教えてもらう →解決
という時期は終わってしまった。
でも、こういうことで苦労した後にたどり着いた自分なりの理解、答えに到達したら
もっともっと 素晴らしい感動、喜び、生き甲斐が得られると信じて ・・・
私は、今のやり方を信じて、やっていきます。
院試、もちろん受かりたいですが、 それ以上に 過去問を通じて 新しい疑問、それを考えて少しずつ解決して行く時の喜び 、 化学や物理の素晴らしさ を感じることを大切にしたいです。
私が、幸せに 学問に打ち込めるなら、 大学院生か学部生かは関係無いですから、 もし今回の院試がダメでも、 私は めげることなく、 同じ気持ちで勉強を続けます。
この件で、忙しい中、数時間にもわたり時間を割き、親身になって 私の話を聞き、考え、アドバイスを下さった先生に本当に感謝、というよりこのような先生が私の身近にいらっしゃることに感動しております。
先生は、「私の良い勉強になる、もう少し考えさせて」とおっしゃっり、問題の本の該当箇所を熟読、問題点等を後から メールで連絡してくださいました。
他には、私の理解が不十分なところが丁寧に書いてある良い本を貸して下さったり。
院試の過去問演習はきついし、今回のようなショックなこと、プレッシャーを感じ嫌なこともありますが、
先生の素晴らしさに感動できただけで、トータルではプラスになる気分です。
なんだか、まとまりの無い文ですが
今の気持ちを書かずにはいられなかったです。
では。
追伸
初めてのスマホ投稿です。初め、投稿方法が全く分からず、しばらく途方にくれてましたが、なんとかできたようです
Android携帯からの投稿