A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

学部卒業式

今日は学部卒業式でした。

まだ完全ではないのですが、なんとか体調も回復し、和装して元気に出席出来て良かったです。

でも、私自身にとっては「卒業式」という感じが全くしないです。

むしろ「始業式」。

体が元気になってくると、長らく放置してた『自由エネルギー』や『ピアノ』のことが気になって 仕方ないのです。

私は、「量子化学研究室」を卒業するわけではないのですから。

改めて、本当に研究を頑張らないといけない、いよいよ本格的に研究室での研究が「始まる」という実感。

ところで、私は、先日、第一志望に不合格だった後輩に言いました、

「最大限の努力で諦めずに何度でもチャレンジを続ける人に、必ず幸せが訪れます、少なくとも私は信じてます」と。

私は「僅かな可能性を信じること」しか出来ない、過去の挫折を未だ乗り越えられてないー・・・

私が、(まあまあ)努力家なのは、「自分が無能無力で、劣等生である」と認め、

でも、「ずっと劣等生で諦めるのか、それとも、長い時間、場合によっては一生かかっても、ほんの少しでも『秀才』に近づく努力を続けるのか。

もちろん、後者である。」

と固く自分に言い聞かせてきたから。

でも、私の友人で、

ある目標があったとして、「少なくとも努力しなければ出来ない。努力すれば必ず夢は叶う。

〈努力してもかなわない目標もあるだろう〉でも『私には、今のところ、これを実証することは出来ていない』」

という方がいます。

今の私は、このように断言することは、不可能です。

私には、まだ「努力すれば必ず夢は叶う」を実証することは出来ていません、でも、僅かな可能性を信じて、これを実証する日を夢見ています。

でも、これからは、

私をサポートして下さるたくさんの人々がいるから、

興味深くて面白いことがあるから、

私は努力家なのです。

総長の話で、

「楽力」、なんでも楽しんで取り組むのが重要

という話がありましたが、

私が口癖になってる

「勉強(学業)は基本、楽しく」

「研究が高い評価を得ている研究室ではない、学生みんなが研究に取り組むことで生き甲斐を感じ幸せになれる研究室が、最高に良い研究室」

と重なりました。

それを叶えようとしてくれている、京都大学、理学部の先生方、特に量子化学研究室に学部卒業式という節目の今日、改めて感謝 します。

今日で京都大学を卒業する同級生たち、本当におめでとうございます、卒研お疲れ様でした。

帯からの投稿