A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

情けは人の為ならず

以前、紹介しましたが、母が、私の祖母の乳癌闘病記と日常をblogに書いてます。

最近、こんな記事がありました。

『姪が何日か前、就職活動中に落としてし まった定期入れが、 親切な方に拾われて、手元に戻って来たそ うです。 娘も、卒業式の日、移動中のタクシーの中 で落としたスマートフォンを、 タクシーの運転手がわざわざ大学の近くま で届けてくださったとか。 そんな事が続いた何日か前、私もアン (犬)とお散歩中 PASMOが入った定期入れを拾って 交番に届けたことを思い出しました。 ただの偶然ですが、私の小さな親切が 巡り巡って姪の定期入れや、娘のスマート フォンを 戻して頂けたような気がして嬉しくなりま した。 親切にされたら親切で返す、 そんな世の中になると良いですね。』

私が卒業式当日に、着付けして頂いたお店→卒業式会場 に行く時に利用したタクシーの運転手の方、本当に親切で、 友人の携帯から自分の携帯に掛けてみたら、サイレントマナーモードだったにもかかわらず、着信に気が付き電話をとって下さりました。

さらに、卒業式後に 時間まで合わせて、営業中なのに、わざわざ京大近くまで届けて下さりました。

なのに、私は、何も出来ず、ただ幸運に感謝し、有りがたくスマホを受けとりました。

言い訳ですが、友人とずっと一緒にいて、会場は混みあい、式の後は、理学部のほうに向かわなければならず、時間と心のゆとりがありませんでした。

でも、何か「お礼」を、自販機でお茶の一つ買っておく時間はあったはずです。

ただ「ありがとうございます」を繰り返すだけだった自分が、今思うと情けないです。

そう言えば、このような話を卒業式で総長もしてました。

海外の方が、日本で貴重品を無くして、それがちゃんとホテルに届けられて戻ってきた、というのに本当に感動したと。

東北大震災で、たくさんの方の貴重品、中には何億円のお金が入った金庫が、ちゃんと持ち主のところに戻ってきた、という話は世界的にも感動を起こしたようです。

私は、あまりに無能無力で、特別、他人の助けになるようなことは何も出来ないけど、

いつもいつも、周りの方々に助けられてばかりだけど、

自分の出来る範囲で、少しでも親切ができたら、と改めて思います。

その「少しの親切、助け」も出来ない時は、 サポーターを裏切らないように、いつも最大限の努力で、頑張って生きていこう、 というのが私のポリシーです。

話はかわりますが、 母が、 「卒業式に行ってあげたい」と何度も書いてくれていて、ちょっとジーンときちゃいました。

「卒業式」確かに学部は卒業したけど、「量子研卒業」ではないので、まだまだこれからなので、私は全然気にしてなかったのですが・・・

それにしても、まさに「情けは人の為ならず」ですね(*^o^)/\(^-^*)

4月7日日曜日の真如堂。この時期の京都にしてはがらんとして私独りぼっち。 聞こえてくるのは、鳥の鳴き声と風の音だけ。こんなところで一人歩いていると物思いに耽ってしまいますー「場合の数Wってどんな意味をもつのか?どうして、それが〈エネルギー〉になるのか?それならば、〈エネルギー〉って何か?・・・自由エネルギーって何???」と。