何を「忘」れる忘年会?
京都は、すっかり寒くなりました。
普段の学業に加えて、いろんなメンバーから、Xmas会、忘年会のお誘い頂き、超多忙な日々です。
まあ、そういう仲間に恵まれてる今の私は、本当に幸せですから、彼らへの感謝を改めてするべき機会なんでしょうね。
世間は、Xmasシーズンのようですが、
そんなこともわすれてました。友達から、可愛らしいXmasCardや、Xmasシーズンらしいプレゼントを頂き、やっと気づきました。
だって、私には、「温度」「熱」という概念すらわからなくて、それを考えてばかりいたのですから。
ミクロカノニカル、調和振動子系で量子の振り分けを考えたり、自由エネルギー面の考察をシュミレーションとREM(ランダムエナジーモデル)という二つの点からして比較している論文読んだりしてきました。
でも、現存するどの論文も、「自由エネルギー」を当たり前の概念として議論してますから、私には???なのです。
私は、その概念が、何故、それほど有効なのか、知りたい。
どうして、自由エネルギーは、外部に対する最大仕事、なのでしょうか?
それならば、「仕事」は、何が、させるのでしょうか?
F=UーTS 「内部エネルギー」から、どうして、TS引きたいのだろうか?
「内部エネルギー」って、どうして、「内部エネルギー」なんでしょうか?
高校物理の理想気体の話で、
3/2kT=Uを素直に受け入れてた時が恋しい…>_<… あの時は、私の心は穏やかだった。
忘年会、って言うけど、何を忘れるのだろう? ってかんがえてみた。だって、今年一年は、本当に幸せで嬉しいこと楽しいこと素晴らしい思い出がたくさんあって、これらは、決して忘れたくなくて、忘年会をやるような仲間たちは、基本的には、上記の「素晴らしい思い出」に最も寄与した方々だから。
どんなに楽しい忘年会を、大好きな友達とやっても、一番忘れたい過去のトラウマは決して忘れられないのが
残念です。
忘年会の名前の意味、「今年の嫌なことは、来年に持ち越さないように、綺麗サッパリ忘れましょう!」ってことなのかな?
過去のトラウマはともかくとして、
今年の忘年会、という意味では、
「温度」「エントロピー」「化学ポテンシャル」「熱」「分配関数」「自由エネルギー」 を忘れたい。
私の先生は、
「ある統計的に考えられそうな集団、物理に拘ることないよ、例えば、
教室の座席数と生徒の数に対して、どんな座り方が一番多いのか?とか、ある社会で、お金の配分、景気が良くなるか悪くなるか?とか、統計は、非決定論的、確立的に、我々が実際に観測しなくても、だいたいの状態を当てる、から重要なんだよ。 どんな系でも、情報や経済でも統計の話をする時は「温度」「熱」のようなものがあるから、貴方は、熱力学の「温度」「熱」などに拘ってるようだけど、今は、忘れなさい。自由エネルギーを理解したいなら、実際にいろいろと、あらゆるもので使ってみなさい。それでもわからないなら、その時、『わからない』と言いなさい。いくら質問しても無駄だよ、今までだってそうだったでしょう?」云々。
そう言われても、何を手がかりに、あらゆる系で、何を、実際にどう使うのか、
まずは、統計物理王道の「一連の流れ」を、追ってみてるのだけれどー
統計的に考えたら有効そうな系で、
みんな忘れて、真っ白なところから、
系の初期設定だけで、自分自身で、どうしたら、どんな概念が、対象とする系を上手く普遍的に、非決定論、確立的に、表すのだろうか?
何を定義してあげたら、その系を上手く表すものなんだろうか?
って、自分自身で「私の統計物理学」を作れたらーそれが、「自由エネルギー」のようなものが出来て、私の「自由エネルギー」の本質的理解になるのでしょうね。
ちょっとは、Xmasパーティーらしいかな?
私にも、素敵なXmasギフト✨✨
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