感動のぐろっと閉店パーティー
今晩は。
あれから、一週間以上経ちました。「ぐろっと」が閉店した寂しさ、悲しさをいまだに引きずっております。
1月26日は、
ぐろっと閉店パーティー、ということで、歴代のスタッフ達、常連さんみんなでパーティーをやりました。
いつもカウンターの中から接客していた常連さんと隣りで、一緒にグラスを傾けながらプライベートなことまでゆっくりお話出来て、素晴らしい時間でした。
じーっくり煮込んで味が染みたおでん、和風リエット、イカの山椒煮、
そして、私の大好きな、「高田さん特製✨ふわっふわ~出し巻き卵」
が、お酒とともに提供されました。
私が、親しくして頂いてるお客様の隣りで「出し巻き卵、食べた~い!!」とおねだりしたら、
「ありさ、あんたはスタッフでしょ!まだ後にもお客様来るんだから、お客様優先。」
なんていいながら、
ちゃんと私の分まで作って下さりました(*^^*)♪
一番初めに出会い、一番初めに一緒に仕事をして、一番お世話になった先輩がいます。まだ何も分かってない初出勤にして営業終了頃には、彼女のおかげで、
「私、絶対、ここのお店のバイト、続けたいっっ!」
と強く確信させてくれた、大好きな先輩。とても賢くて、いつもキビキビと手際良く仕事していて、これという失敗を見かけたことがありません。(関係ないことですが、おまけにオシャレで、彼女は外見も内面も素敵です✨)
そんな彼女から、
「ありさちゃんを、つまり、自由エネルギーとJ.S.Bachをイメージして・・・」と素敵なプレゼントを頂いてしまいました
彼女は、ノートが、統計物理の理論の研究、ト音記号のクリップは、J.S.Bachの勉強をイメージしたそうです♪
でも、一番嬉しかったのは、手紙
ぐろっとで一緒に働いてきた日々を振り返り、いろいろと先輩ならではのメッセージを頂きました。
【接客において(歴代スタッフの中で)ありさちゃんの右に出る人はいなかったと思います】
涙がこぼれてしまいました。(T_T)
最後だから、優しい先輩の褒め言葉でしょう。
でも、嬉しかった…。
大好きな後輩からも手紙と陶器で出来たオシャレなワインの栓を。
一度コルク栓を抜いた後に、再度栓をしたい時に使うものです。
彼女は、7、8歳年上で、恋愛経験豊富で女性として、「恋愛とは何か?どういうものか? 同じくらい好きでも、仲良しでも、親友対象と恋愛対象では<違って見える>とはどういうことか?
なぜ、性選択性があるのか??」なんて議論に散々付き合って頂いたなぁ。こういう議論の前に、「ボーイフレンドがいない、恋バナがわからないし、その話が苦手だ。」というだけで引かれたり、バカにされたり、からかわれたり、私が孤独感を覚えるような状況になった時代もあったけど。あの時代を考えたら、本当に素晴らしい友達に恵まれたと思う。
そうは言っても、自由エネルギと一緒で、結局は、「自分自身で理解するしか」解決方法は無い、ということは、よーくわかったんだけど。
でも、答えにたどり着かなくとも、他者と話しが出来て議論できて、いろいろと考えたら気持ちが落ち着くし、新しいことが見えてくることってあるでしょ。
こちらの手紙もユニークで嬉しかったです。
箇条書きで、
「結婚したら、(世界の何処にいようと)必ずお知らせを・・・」
「自由エネルギーの研究で賞をとったら・・・」
「ピアノで活躍したら、・・・」
期待し過ぎだよ、私、大してポテンシャルえる人間でないよ、プレッシャーかけないでよー、なんておもいながら、要は、
【ありさちゃんと一生友達でいるよ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪】
と書いてありました。
彼女は、「要は、『何かあったら、すぐに連絡してね』ってこと(*^^*)」と口頭で言ってました。
仮に結婚したら、私が世界の何処にいようと、相手が宇宙人だろうと、彼女が地球の裏側、いや、宇宙にいようと、彼女にちゃんと連絡して、スピーチ(日本語希望でした)をして頂く予定です。
私の先生も、先輩の結婚式で「貴方の時もやるやるー!」って、立候補されましたが笑
私の先生は、英語話すのが好きそうだし、ドイツ語も少し出来そうだから、
では、彼女が日本語なら、こちらは英語でお願いしようかな♪( ´▽`)
ちなみに、私は、全く結婚する気が無い、というわけではありません。よく勘違いされますが。かといって、特別な結婚願望もありません。
でも、「唯一無二の親友」を超えるような<恋愛的に、他者とは違って見える>人と出会い、お互いに「どうしても貴方と結婚したい!」と自然に思えば、よほどの理由がなければ自然にするでしょう。そんな特別な人がいるのは、いないよりは幸せなことです。だから、私だって【そのような人と出会い】ぜひとも結婚したい。
その運命の人が同性なら、外国へ行けばいいですし。
私が素晴らしい結婚相手に出会えるかどうかなんて問題ではありません。
素晴らしい友達がいる、つまり、このように言ってくれる彼女が私の傍にいる、ってことが重要なのです✨
友愛は相互作用、相思相愛
ですから
ワインの栓には、
「ありさちゃんの好きなワインには頼りないかもだけど・・・」
と添えられてました。
大好きなワイン、まず思い浮かんだのはHautBrionとDm.Leroyですが、憧れはたくさんありまして・・・
いつか、熟成のピークを迎えたHautBrion'89、09やDm.LeroyのGrandCruたち、白ならDRCのMontrachetとか、いや、甘口も好きだから、じっくり熟成されて蜜のようにねっとりとして最高のYquem、Egon MüllerのTBAあたりをボトルで飲むことがあれば、その時までずっとずっと大切に持ってるからね!!
それまでは、
「貴方のワイン栓には頼りないワイン」に使うことになるでしょうけど。
店主の高田さん、いや、「私のお父さん」には、
「ありささん、貴方が一番可愛かったですよ、手がかかる子ほど可愛いと言いますからね。」
というメッセージを頂きました(T_T)
私のセカンドハウスがなくなってしまうのは、淋しいですが、奥様が「セカンドハウスは、ちょっと遠いけどこちらに(高田家)あるので、どうぞ」と言って下さりました。
いつまでも料理人として「未在」の精神を持って、チャレンジをしていく高田さんを心から応援したいし、尊敬しているのですが、
でも、やっぱり、淋しいっっ!!(T ^ T)
博士号取るまで、いや、せめて、修士号取るまで傍にいて欲しかったなぁ。。。
とにかく、私も修士論文にむけて頑張らなければ、
来年の今頃、修士論文の話ができますように・・・。
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