夢をみて、いつも何度でも。

こんにちは、お久しぶりです。

春休み、というか、「大学院の講義とレギュラーの研究室セミナー」は無いので、私の研究とJ.S.Bachの譜読みと練習に打ち込む日々です。まあ、学業に基本的には、休みはありませんから。といっても、前々回書いたようにワイン会などでそれなりに遊んで息抜きもしていますが。

最近、Moritz Moszkowskiの１５の練習曲Op.72 の譜読みと練習を始めたのですが、難しい・・・…>_<…慣れるのに、ある程度時間と忍耐強い練習が必要でしょう。でも、以前、同じ作曲家の２０の練習曲Op.91をやって、この１５の練習曲にちょっとした憧れを持っていたので、指導者から提案された時は本当に嬉しく、「やるやるっっ！」という感じで始めたのです。

必ず責任を持ってしっかり勉強したいです。

今の研究に関して。

二次元イジング系で、周期境界条件なし、

ハミルトニアンの中身は、外場の影響によるエネルギーなしで、イジングスピンの隣接相互作用エネルギーのみ

カノニカルアンサンブル

という設定で、モンテカルロシュミレーションをやりたいと思って勉強していますが、

シュミレーションする為のプログラムを書く為の勉強がとても辛いです。

言語は、フォートランなのですが、

＜私は、とにかく、プログラミングの勉強がつまらない！！興味持てない！もはや、苦行！＞

あるMC(モンテカルロ)シュミレーションの本の

フォートランのCodeの説明を読んでいても、あまりにもわからない、けど、”良い辞書“ も無いので、

いつも困ってます。 とりあえず、助教の先生に、「超初心者向けで、丁寧でわかりやすい本をご紹介お願いします。」と頼んだら、ある本をご紹介頂きましたので、それを参考にしながら、再度解読にチャレンジです。

でも、いつも、何度でも思う。シュミレーションのpracticalな問題に取り組んでいても・・・以下のようなことを。

【カノニカルアンサンブルでは、温度Ｔは、注目系に接続している外浴で決まる→つまり、私が設定するもの。 でも、系の温度は、何を理由にＴと決めるのだろう？？ 相転移温度Ｔｃって、何で、“Ｔｃ”なんだろうか？ Ｔｃと与えたら、系が特別な状態(転移点) だった、ではなく、 そのような状態だから、Ｔｃなのではないのか？

「シミュレーションでは、系の構成要素の相互作用と大体同程度になるように決めます。この手のシミュレーションの目的は系の相転移の再現であるので、熱揺らぎと系の相互作用エネルギーが同程度のあたりを計算する訳です。」

っていうご意見を頂いた。

イジングスピンの相互作用のエネルギーって、式で与えるのは簡単だけど、そもそも何でそのようなの？？ これは、先行研究で、そのスピンの種類ごとにある程度分かってる？ 私たちが実際に感じて、観察して、観測してるのは、

全部、ものが集団でいる時の性質(＝統計的性質) では無いの？

だって、一つ二つの原子や分子だけが孤立系に真空中に存在して相互作用する、なんて基本的には有り得ないでしょう。

統計的性質がわからないから、シュミレーションしたり、統計物理があるんじゃない？

「熱」「揺らぎ」って本当に本当に、何っっ…>_<…？？ 云々】

こんな疑問を追究する為のプログラミングなのに。

私の尊敬する人生の大先輩が、こんな風に言ってました。彼は、【どんな夢も諦めなければいつかは必ず叶う！】と強く主張する方です。

もうダメだ、すごくキツイ苦しい(>_<)

って時に多くの人が諦めるから、多くの夢は叶わない。 そんな時に、諦めずに頑張った人が夢を叶えるのです！

でも、本当にダメに なった時に、これ以上夢への努力を続けられない時に引き返せばいい、心身を壊してしまったら全て終わりですから。

私は、まだまだ努力が足りません。今は、本当にどうしようもない状況ではありません。だから、これからいつか、絶対に出来ます！

私は、いつもいつも夢をみています。寝付けない夜は、暗闇をベットの上で横たわりながら、いつもイメージします。 何度も何度も強くイメージします。

来年の二月、修士論文発表会のステージに立っている私。

カッコいいスーツ着て、オシャレして、綺麗なアクセサリーもつけて、あの教室に立っているのです。

聴衆には、【同じステージに立とうね、頑張ろうね】と約束した同級生と、理学の先生と先輩と後輩、そして、私の先生がいるーー

内容は、よくわからないけど、まだ途中だけど、やったこと、これからの後期過程(博士過程)の目標を堂々と発表してる私をーーー

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