おさらい会 後書き
9月27日のおさらい会、終えました!!
かつてのバイト先・ぐろっと店主の妻で、「京都の母 」が、会場にいらして下さり、写真をたくさん撮ってくださりました\(//∇//)\
今回は、横浜の母が、仕事と祖母の看病で都合がつかず、一人だったので、 なおさら嬉しかったです♪
一つ、ものすごく残念だったのは、
Gigue ジーグで、普段のレッスンでは特に何も言われたことがないような、なんでもないところで、
大きなミスをしてしまい、左手の対旋律というか、曲の流れが滞ってしまったことです(T . T)
言い訳ですが、繰り返し後半の二度目は、一度目の失敗を引きずることなく、
【リベンジします!舞曲は、身体が曲に乗ってきた♪ 二度目が本番!
聴いてください! 】
という気分で、ベストを尽くして、自分なりにしっかりと弾けたのが、せめてもの救いです。
前奏曲は、比較的上手く弾けたと思います。
指導者に注意されたことを意識して弾けたので、少なくとも、おさらい会としては可だと思います。
実は、ハプニングもありました。
靴の裏とフローリングの相性が最悪なのか、ペダルを踏む時に、ズリーっと異常に滑るのです。
前奏曲で、数箇所だけ使うところがあるので、非常に焦りました
話は変わりますが、
私、暗譜が極度に苦手で、暗譜、というだけで極度に、もうこれは病的に恐ろしいほどあがり症になり、手汗と手先、足先の震えが止まらなくなってしまうので、小さく縮小した譜面を置かせて弾きました。
他の方は、暗譜でしたが。
でも、いいんです。これは、おさらい会であり、学習、研究の発表をする会です。
コンクールや試験ではないのです。
【聴衆は、私の記憶力をテストしにいらしたわけでは無いです】
音符と拍子、調、タイトル(舞曲の形式)しか書いてないようなまっさらな原典版で、複数のピアニスト、チェンバリストのCDを頼りにはしましたが、まずは自分だけで、アーティキュレーション(フレーズの付け方etc) 速度、拍子感、タッチ、装飾の入れ方を考えてからレッスンで先生との議論を繰り返し、演奏に還元し、練習をし、
発表をさせていただきました。
暗譜の件ですが、
暗譜で空をみて、身体をダイナミックに動かして激しく力強く弾くようなパフォーマンスが素敵✨、カッコいい✨ というのも、あると思います。実際、F.Lizstは、このようなパフォーマンスが非常に評価されていたようですし、彼が、演奏会を【リサイタル recital ”暗唱の“ 】 として定着させたとすら言われてます。
しかし、それ以前には、そのような文化は無かったようですし、
まして、J.S.Bachですから、上記のようなパフォーマンスは、ブタに真珠、不似合い ではないでしょうか。(すみません、自分の暗譜能力の言い訳になりますが(^^;; )
それに、余計な不安を持つことなく、自分の学習・研究 の結果がメモされている譜面ありの方が、最大限 これらを演奏に 生かすことが出来ると信じます。 ただし、演奏会ですから、聴衆がいらっしゃるのですから、譜面めくりの「パラパラ、ガサガサ音」 は避けるべきです。
一流の指揮者でも、暗譜をするかどうかというのは、意見が分かれているようです。 私は、指揮者が指揮台にスコアを置くのが自然だと思いますが。(何の為の台なんだ。)
J.S.Bachは、形式やテーマの旋律がシンプルで、厳格で、
華やかさ、ダイナミックな動き、圧倒するような力強さの要素はあまりありませんが、
それゆえに、非常に興味深く、深淵で、他には代え難い【美】を感じます。J.S.Bachに惹かれるようになってから、私は、他の楽器が弾けたらいいのに…と思うようになりました。それから、F.Mendelssohn と、(こちらは最近ですが、)
その裏で実は、Felixに最大作用をしていたF.Henselにとても興味を持つようになりました。
昔、F.Lizstが一番好きな時代は、ピアノ一筋、というより、他の楽器、他の学科(?)
特に、チェンバロを 、聞いてみよう、興味を持ってみよう、とすらせずに、低く 過小評価してさえいました…>_<…
私も、チェンバロ や、他の古楽器が少しだけでもわかれば、音が出せたら、少しでも古典舞曲が踊れたら、もう少しはJ.S.Bachの解釈・演奏がマシになるだろうに…とよく思います。
今度は、F.Mendelssohn の無言歌の【連弾】を、指導者の先生と弾く予定です。おさらい会でも、ピアノの先生と連弾をしてみたいです♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
あとは、J.S.Bachの曲以外には、
F.Henselの無言歌、メンバーが集まれば、F.Henselのピアノトリオ (←技術的に超 難関らしい!) にチャレンジしてみたいです!
そして、これは、遠い夢ーー
けれど、絶対にいつかは叶います。
最後まで諦めなければ、強い意志と意識を持って、その為の努力を続ければ、どんな夢も叶いますから。
とても思い入れのある曲ーー
昔からこの曲が大好きでしたが、私は、子供時代、この曲を弾いた時に、辛辣に批判されて、否定的なことを散々言われ、今だにトラウマになっています。
それは、ーー
いつか、いつか、
F.P.Schubert の即興曲 Op.90-2
の公演をして、聴衆と感動の共感をしたいです!
その学科の才能がなくたって、学業が不自由で不器用で”頭の悪い”と言われる生徒だって、 諦めないで努力を続ければ、その打ち込んだことで、自分の興味と希望の対象で、最高に幸せになれる、さらには、他者に感動を伝えられる、っていう生き証人になります。
絶対に ね!!!