A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

LaTache, ミサ曲ロ短調♪



なんとか、調律師の方がピアノ調律を出来るレベルには、部屋を片付けました(⌒-⌒; )  やはり、こういった強制力は必要ですね。

私の頭の中は、最近、絶対温度 と その分布 のことでいっぱいなのですが…  
熱力学第三法則 によれば、絶対零度 T=0K において、完全結晶 のエントロピーS=0 が保証させています。
つまり、S=k ln W の状態数W=0、
系は、ただ一つだけの状態 をとっているということです。

私の言う「温度と分布」とは、

絶対温度に対する、ある変数Pに注目した 状態の個体数(?) 分布ρ(P)
なのですが……

私の先生「0 Kの時、(総分極Pの) 分布はどうなってるの?」に対して、
私は、「【熱力学第三法則の知識を使えば】……あるP=a だけにある値をとり…他のすべてのPに対して0であると思います……⤵︎」
としか答えられませんでした。
こんな私が残念でなりません、温度やエントロピーの概念が、系の姿や振る舞いが、
本当にはわかってないのですから。

話はがらっと変わりますが、
ふと思い出しました。

「芸術とは、ありとあらゆる感覚をつうじて美をわかろうとすることなのだから、ダ・ヴィンチの夢やらバッハの内的人生やらを理解するためには、
くり返すけれど、
香りたかく、しかしうつろいやすい魂をもった情熱あふれるワインに惚れこめるようでなければならない。」
By マルセル・ルッフ【ドダン=ブッファンの人生と情熱】

という文章が、マット・クライマーの「ブルゴーニュワインがわかる」のサヴィニーあたりの章であったと思います。
私は、(本題ではないのですが、しかも、彼の言葉ではないのですが) 実はここが一番印象的でした✨
(マット・クライマーさん、スイマセン (^^;; ) 

そして、2014春 比較試飲のLa Tache 1994と1986の感動をーー。

こちらは、レミルトン・ノーマン の「ブルゴーニュのグラン・クリュ」より引用。
La Tache の章ですが、非常に印象的な文章でした。

「単に香りや味わいの要素を並べたてることなど超越した統制力がある。紙に書き留めれる分析の限界を越え、

【まるで、荘厳な趣の中で偉大な合唱団が歌う (J.S.Bachの) ロ短調ミサ曲を聴いた時の感動に似ている】」

私は、キリスト教音楽には全く学がありません。J.S.Bachは、ピアノでクラヴィーアと楽器指定がされている、比較的わかりやすく易しい曲を多少弾いてきただけです。
しかし、コンサートで聴いた経験は一度もありませんが、
ロ短調ミサ曲が大好きです。

もし最高レベルの実演を特等席で聴けるのなら、LaTacheの感動も無視出来るほどの 強烈な感動をすると思います。しかし、1990のような偉大なVT、熟成のピークのものを、最高の環境、最高の状態で飲めば、この感動に匹敵するのだと思います。
いつか、絶対に、このプログラムのコンサートへ行きたいものです。そして、これに負けないほどの感動のLaTacheも絶対に、いつか!  

私も、「J.S.Bachの内的人生」を、つまり、「こころ」を知りたいのです。

今、私は、ワインに関しても素晴らしい友達(大先輩たち) に恵まれて、素晴らしいワインとの出会いに恵まれてますので、
貴重なグラン・ヴァンに向き合ったら、「ただ美味しい! こんなすごいワイン飲んだぞ!」ではなく、
「飲み下す」つまり、
感受性をフルに発揮させ、
分析し、相当の評価ができるように必ず なりたいと思います!  !
(↑ワイン好きなだけでは… いや、J.S.Bachの研究の為ですよ!(^◇^;) ) 

今の私の一番の望み、
つまり、
(集団の) あらゆる系を支配する自由エネルギー、絶対温度エントロピーの「こころ」 を知りたい、というのと同じように、ね。
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