A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

祖母の容態

(もちろん、横浜の母方の) 祖母の容態が想像以上に悪化していたようで、ショックが抑えられません……

今回は、母のブログを紹介します。


〔ここ3,4日は母が急に体調不良で本当にバタバタとしてしまいました。

最初、手が震えるとか、足が出にくい、すぐ転ぶなどの症状だったので、

パーキンソン病か肺炎ワクチンの副作用であるギランバレー症候群か、はたまた脳転移か?と思っていました。

それで、丸山ワクチンの先生に神経内科の紹介状を書いてもらい、12月10日に大きな病院で、

まず、脳のCT検査、肺のレントゲン、血液検査をして、いろいろ見て貰いましたが特に異常無しでした。

ただ、熱が38度近くあり、それも本人は自覚症状は無いのですが、誤飲性肺炎との診断で入院になりました。

その日のお昼までは、レストランに行き、ランチをしっかり食べ、

前の日より調子が良さそうでしたが、入院したとたん点滴を打たれ、

食事は一切無し、水以外は飲んでも駄目と言われ、半日の間にいきなり重症患者になってしまいました。

母は、その日の夜から帰りたいの一点張りでした。

何せ、生まれてから出産以外では、乳ガンになった時も1度も入院した事が無く、

初めての経験だったので、戸惑ったのだと思います。

そして、全身のCTとMRIを取り、なんと肝臓に腫瘍が多数見つかりました。

本当に、これにはびっくりです。

毎月の血液検査でも、腫瘍マーカーは全くの正常値で、肝臓の数値も悪くなるどころか良くなって来ていたのですから。

一体全体ガンの正体はなんなんでしょうか?

乳ガンの転移か、あるいは新たなガンか?

それを調べるには更に検査を続け、痛い思いをさせ、体力を消耗させる事になるので検査は止めて貰いました。

検査をして治療が出来るなら、勿論
検査をして再び闘うことになりますが、

治療をしない選択をするのでは、検査の意味が無いと思い、止めました。

それにしても、やはり、ガンは恐るべしですね。油断も隙もありません。

私としては、ガンの正体を暴きたいです。

でもでも、母の事を考えると可哀想で出来ません。

後、余命数ヶ月とのこと、残りわずかな最期の時間を、出来るだけ苦痛の無いように緩和ケアを考えたいと思います。

母には、今回の告知はまだしていません。

今後もするかどうか考え中です。

入院して体力がますます落ち、独りで歩くのも危ないので、施設での生活を勧められました。

一応、ホスピスの予約もしておく事にしましたが先ずは、今日にでも、近所の老人ホームを見学に行って来ます。

本当に大変な3日間でしたが、兄嫁がずっと毎日母に付き添ってくださったり、

先生との話も私と一緒に聞いてくれ、その都度相談に乗って貰えて心強かったです。

お陰で、私の仕事もほとんど穴を空けずにこなすことが出来ました。

丸山ワクチンの先生も親身になって考えてくださったり、叔母も電話で相談に乗ってくださったり、

いろいろな方に支えていただきました。

生徒達も時間や日程の変更に快く協力してくれて、本当に皆さんに感謝感謝です。

私一人では何も出来ませんが、これからも何とか頑張って、

悔いの無いように、母を最期まで支えて行きたいと思います。

これからも、いろいろな方にご迷惑やご心配をお掛けするかも知れませんが、宜しくお願いいたします。〕

先日、私の先生につい、この話をしてしまいました…。私の先生は、登山関係でたくさんの大切な人々を失くしてきて彼らの葬式に出席してきたので、
「もう、これも慣れで・・・。人はいつか必ず死ぬのだから」
と冷静に受け止められるようです。
私は、幸か不幸か、今まで一度も葬式に出席したことがありません。
「死」によって非常に悲しんだのは、小学校の時に、可愛がっていたハムスターが死んでしまった時くらいです。

ちなみに彼は、彼のお母様の亡くなる二日前にお見舞いに行かれたようです。
私は、祖母の死に目と葬式には、【何があろうとも!!】駆けつけないと後悔する気がするのですがーー。


祖母のことが本当に気になり、今すぐにでも駆けつけたいのですが、
そういうわけにもいかず、本当に残念です。【修士論文と発表会がありますからーー】

ところで、こんな話があります。
ある方に非常に強く感銘を受け、憧れて、東京からはるばる関西の地方都市へ、それまで勤めてきた会社を辞めて、別の職場へ来た人が、一ヶ月もいないうちに《失踪》したようです。
「(東京にいる)母親が体調不良だから、とりあえず帰ります」という理由で一時帰省をしたようですが、そのまま失踪したらしいです。

私は、このような《失踪》はあり得ませんが、私は、それなりの理由があるなら、連絡をした上で行動しますが、
でも、もし、「祖母の体調を言い訳に今の時期に実家に帰って研究が出来ずにいたら、この人と同じようだ」と思ってしまいます(>_<)

何があろうとも「修士論文と発表会」をやり遂げなければならない、祖母の近くにいて一緒に過ごすことが出来る残りわずかな時間を割いてでも、やらなければならない ようです …【プロ意識】ってこういうことだろう…と今、何度も自分で言い聞かせております。

でも、祖母のことを考えて、とにかく複数の人々にとりとめもなく話をして時間がどんどん経っていることに焦りを感じてしまうのです。でも、そうせずにはいられないのです。いや、話を聞いてくださる素晴らしい友達の助けでなんとか私は平静を保ちやっているのです。