A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

魔法にかけられて


つかの間の解放感・心の軽やかさ。
魔法にかけられていたような一時間。



昨晩も、祖母が登場していた。私は、お刺身や祖母の作る魚料理が大好きで、昔は祖母の家でこれらを頻繁に食べていた。
仮想的なのに現実的な夢。
焼き鮭、イクラ、新鮮な海老が皿に溢れんばかりとたくさんあって、鮭は祖母が料理したものだったーー
ハッと目が覚めたら、朝になっていて、「目が覚めた」という認識があるのだが、フワフワある世界を彷徨していたようで寝た気がしません。

非常に憂鬱で、来週に迫った発表会が嫌で嫌で、まるで【公開処刑
のようにすら感じる。

自信が持てなくて…。
とにかく嫌なものは嫌で!!!

誰が何と言おうと、私がどんな人物であろうと、【即時のかなり具体的な助け】が本当に必要な時はあるのです。
どうしても無理なこともあるのです。
それにしても、昨年12月~この一月は、本当にショックで心身へのダメージが続き過ぎている。


今私ができることと言ったら、プレゼンのスライド作りとその練習しか出来ないので、ひたすらスライドを作っていたけれど、憂鬱すぎる…。

肩と眼精疲労による痛みも酷くて。


でも、今夜の一時間だけは、すべてを忘れて、心から楽しく幸せな時間だった。
副指導教員の先生は、本当に文字通り【指導】教員だと思う、いや「素晴らしい」という形容詞が必要ですね。
副指導教員(修論の副査)の先生が、私の発表の練習に付き合ってくださった。連日、ご出張、会議、そしてこの直前まで続いたご自身の研究室の学生のリハーサルで疲れきった後なのに・・・
ガランとしたセミナー部屋に二人。

スライド一枚一枚に対してコメントを下さり、特に、私が言葉を選びに困っているような箇所を指摘して具体的なアドバイスをくださった。
その他に、具体的に必要なアダプター(MacBookAirを使い始めたのですが、全く知りませんでした。)発表スタートまでのパソコンの設定など手順を教えて下さりました。
しかも、そのアダプターがなくて困った表情をしていて、すぐにネットで買おうとしたら、先生の方から快く「私、発表会の日まで使う予定無いし、貸すよ  後で返してくれたら良いし、今からでは間に合わないとまずいし。」と貸して下さりました。


そして、私の発表リハの最中の先生のこの言葉は、忘れません、一生涯。

【 なかなか面白いね!!  発表が楽しみだなぁ^o^  大丈夫大丈夫~。】
と微笑んでいた表情と声が、脳裏に焼きついています。

これは、一生、私だけの宝物です。

何とも表現しがたい高揚感・幸せのようなものが満ち溢れて部屋を出てきましたが、帰宅したら魔法は解けてました。
修論のことが終わるまでは、生存最低限の家事しかしない!と決めた部屋に一人帰宅は、ますます物哀しく憂鬱になる・・・


それでも、
明日は、研究室内のリハーサルですが、この反省点を十分に生かして臨みます。

私の発表を「楽しみ」と言ってくれた先生のためにも、何がなんでも必ず発表会のステージに立ち、やり遂げます。
彼との共同研究は、私の夢なんです!  その夢に、ほんの僅かだけでも近づくというなら・・・

どうかどうか、私の心身が持ちこたえますように!