別れ
今晩は、シンガポールからの中国人留学生と最後の晩餐でした。
彼は日本でも中国料理ばかり食べているようで、”Not real,Modified…“と多少不満を言ってるのに、中国料理ばかり誘ってきました。
彼の勧めで、激辛のハチノスやラムの火鍋 、Hot Pepperがほぼ丸ごとゴロゴロ入っている牛や豚の内臓の炒め物をいろいろと試しました。
鍋は、なんだか 日本の韓国料理のキムチ鍋みたいでした、それなりには美味しいのですが…(⌒-⌒; )
彼が中国人店員と中国語でいろいろと交渉してるようでした。もしかしたら いつもよりかなり辛めに、より本場に近い感じにするように注文してたかもしれません。
一カ月ほどだけ私たちの研究室にいて、彼と同じような手法で計算をする同級生や私の先生と議論をしたようです。
とてもフレンドリーで、中国語は全く、さらに英語もかなり不自由な私なのに、中国やシンガポールの話、彼のご研究の話を英語でいろいろとしてくださりました。
また、私の研究や現状の悩みを最大限聞いてくださり何らかのアドバイスをしようとしてくださりました。
私の下手くそなJapanese English をいつも 辛抱強く聞いてくれてありがとう !
研究面では、私の同級生 や他の方の方がずっと 関連する点があるのに、私に親しくしてくれてありがとう!
ところで、最近も 相変わらずかなり明確な夢を良く見ます。
祖母や多少Modifiedされた祖母の家が登場します。
そして、なぜか同じ場面に、もうすぐ 別れなければならない先輩たちも登場します。
先輩とドミニオンをやるのが、飲み会後の1番の楽しみでした。
その先輩が、この分野の研究への興味を完全に失ってしまい、4月からの就職先が学位を求めてないようだから、もう公聴会無しで出るかも…と呟いたのが少し残念でした。(先輩は、幸いコンピューターのことに大変興味を持っていて、そういう方向で幸せになれそうなのですが…)
というのも、
数年前、PDの方がその先輩の研究を「とても難しいことをやろうとしている」と評価していたのを思い出したからです。
その原因の一部は、「放任な」研究室の環境にありそうだからです。
また、私たちの研究環境を心配し、わざわざ先輩の方から一人一人話を聞いてくださり、
何度も研究生活における個別悩み相談に応じてくださり、
彼の博士論文・公聴会 もどうなるかわかりません…4月からのご就職先は決まっています。
優しくて親切な先輩のご研究が成就しますように、公聴会は彼らにとって堂々と胸をはって気持ちよく終わるものでありますように、
と昨年からずっと願っております。
もちろん、彼らが納得した上で悔いなく公聴会を諦めたのなら、そのように決断し、その分、今の彼らの興味に取り組み、また残る私たちのために最大限尽くしてくださる彼らは立派だと思います。
また、特に親切にしてくださり、頼りで、楽しい話相手になってくれた同級生がいなくなってしまうのが淋しいです(;_;)
一番長く付き合っていて親しみのある先輩は、量子研を辞めて外国へ行ってしまいました。
さらに、非常に尊敬する先輩ももうすぐ外国へ行ってしまいます・・・
尊敬する先輩、大好きな先輩たちが遠くへ行ってしまい、なかなかお会い出来なくなると思うととても淋しいのでしょう、
本当に頻繁に夢に出てくるのです、
一緒にワインを飲んでいたり、カードゲームやってたり、なぜか祖母の家で先輩と飲み会やってたり・・・
悪夢ではないのですが、深い眠りを妨げるものであり、途切れ途切れに合計10時間ほど寝てしまいます。
別れは毎年ありますが、今年という今年は本当に淋しいです…