A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

物思いに耽ったある日

祖母の法事、実家の引っ越しの手伝いなどなどで横浜に帰ってきました。

その引っ越しの作業で、古い物の整理を大分しました。忘れていた子供時代のものがどんどん出てきます。交換日記、卒業文集、クラスの全員の自己紹介をまとめた冊子などなど、小学生の頃に私が将来の夢を明記しているものが出てきて、非常に切なくなりました。 

なんて無知で無邪気な幼い私!

その夢は、後に、「教育者という立場の大人」によって悪夢と変わりました……

複数の当時のクラスメイトたちは、その頃の夢(将来の職業)を確かに叶えているのです。

そして、親友と信じていた人に裏切られたこと、

私をよく知る読者たちは非常に驚くでしょうが❗️

当時の私が「初恋」と思っていた事象はあったのです。小1の頃です。後に、大人になって、多くの友達に話せば、それは「『恋愛』じゃないよー(^^;;」と複数の友達に即座に言われてきました。

彼らと議論して、「恋愛」という概念や恋愛において良くあるような事象・感情に当てはまらないと結論付けましたが。

小1の頃、「他の人とは違って格別に好き」といっていたそのクラスメートのことを以下のように綴った日記がどこかにありました。

その小1当時のクラスメートの彼は、ハンサム、背が高くスタイルがよくて、おしゃれでスポーツも勉強も出来て、クラスの人気者だから好きなんだ、とありました。

私は、当時、ファッションモデルにぼんやりと憧れていたのと、目立たない、ダサくて、特技が何もなく、パッとしなくて友達が少ない自分との対比をしていたのでしょう。

そういえば、ごく普通に恋愛経験があり、その一般的に言われている概念が良くわかるという先輩が、恋愛は「憧れ」というより「独占欲」かも、と言ってましたが、

中学以降、私は、何らかの点(例えば、モデルのルックスか音楽家の演奏技術)で強い魅力を感じる、自分が強く憧れる人に対して、だからと言って、自分が「その人を独占したいと感じる」

、その人と両想いの「恋人」という関係になりたいと思ったことは皆無で、むしろ、常に、【自分自身が】このようになりたい!!何で、同じ人間なのに、この人はこんなに美しい上○○も出来て人気者、自分はこんなにルックス悪くて、ダサくて、クラスの中ですら友達がいなくて、スポーツも何もできないし、勉強習慣はあるのに、頭も悪くて、不器用だから学業もパッとしない・・・なんて自分はダメなんだ!!!

と頻繁に思ってきたものです。そして、今でも誰かがある点で極めて素晴らしいと思うのなら、基本、自分自身がそうなりたいと思うものです。その人を独占したら、自分自身の形質として欲するものが少しは得られるのでしょうかね??

友達もいないし、クラスでも教育者からも否定的なことを言われ続けるとそうなるものです。

そんな十代だから、漫画に良くあるような「恋愛」なんてあるわけがない!  

ごく普通の友達付き合いすらほとんどなかったんだから。

そんなTraumaを解放してくれたのは、この研究室と京都に来たからこそ出会えた仲間たち。

ありさに合いそう!」と高校時代に進路指導で勧められ、「自由の校風」と基礎化学に憧れて、なんとなく京都に来ましたが、

私は、過去のTraumaから自由になりつつあるのかも知れません……。

研究室にいたら、ワイン仲間とワイン飲みながら語ってたら、私は、そんな過去ですら不思議と笑って話せるから。

学業はすべて自分自身の幸せの為にやってるんだ! 

と確かに感じられるしね。

ところで、何故引っ越すのか?

母を頼りきりで(しかも、母を貶すことはよくあっても、全く感謝の言葉を言わない)一人では暮らせない祖父と同居するために、祖父母の家の跡地に新築した家に引っ越しました。 前のアパートから歩いて10分ほどのところなので、まあ家に慣れてしまえば他の生活環境は変わらないですが。

かなり広くて綺麗なのですが、やはり、広~いバルコニー、日当たりが抜群で、洗濯物が吹き飛んでしまうほどの風通しの良くて、住み慣れたあのアパートの部屋を去るのはとても寂しい気がします。

仮に京都の方で引っ越すというのなら、今のアパートは、日当たり最悪でカビっぽく、窓全開にしても風がまるで入らず、なんか常に暗くて、キッチンや風呂場が狭苦しく洗濯物を干す場所すらなくて部屋干し、・・・非常に不満があるので、なーんにも未練ないですが(^_^;)