第32χ 学位授与のΨ典の前日に

やれやれ、

明日は遂に学位授与式で、

9年半通った我が母校も遂に卒業する。

何故か卒業生代表となった。

であるからして、

絶対に

正装で、ヘアセットや学位ストールなどもきちんとして

その場に相応しい状態で出席しなければならない、と念を押された、やれやれ。

D2の研究室移籍と

年末以降の一連のΨ難で

かなり辛いΨ難続きだったが、

それでも私は、この大学院に留まったことは絶対に一生後悔しない！

D2とD3の大半は、

私は、この人生でΨ高に幸せで

常に生き生きと輝いていただろう……やれやれ。

やれやれ、

小中高時代とは異なり、

この学校では、

「優秀な生徒」との比較、

「Ψ能」とか「テストの成績」による評価ではなく、

私の個性・学習態度そのままで

評価して褒めてもらえたのが、

とても嬉しく励みになった。

ただ、非常に残念なのは、

大学院のずっと前から私のそばにいた

親愛なる先生のことを、

それから先生の物理学の世界を

私は、まるで理解出来ず、

共有できなかったことである……やれやれ。

そして、現時点では、今後もその願いが叶う見込みは無いに等しい…

やれやれ。

私は、

あなたと全く同じ分野を修めて、

あなたの世界を共有し、

本当の意味で一緒に働き、一緒に生きて行きたかったよ、

そう思って淋しさに耐えたというのに、

昔からいつもそう夢を見ていたわ……

でももう叶わないだろう、

私には「よくある程度のセンス」すらもないらしいから……

やれやれ。

いつまでも、叶う見込みのないような夢をぼんやりと見て嘆いているのは

もうやめよう！

この学位は物理学以外の分野でも

活かせる、私だから！

明日が終わったら

気持ちを切り替えて

次に進もう！

Oh good grief, 

tomorrow I will graduate from the alma mater at last, I have used to attend for over 9 years from undergraduate.

Because of valedictorian, 

I must spruce up 

for the graduation ceremony, oh good grief.

Many calamities, especially the last half year, however I will never regret lingering this graduate school at all costs.

NOT compared with the superior, 

NOT by scores of tests, 

NOT any intrinsic ability, 

several teachers cordially and generously 

evaluated me as itself, 

my attitude for study, oh good grief.

Other teachers even appreciate me because of my attitude in the class.

However I feel so deportable because I have not been able to understand and work with my dear supervisor, and I will not be able to in the future, at least for now, oh my god.

I wish I could understand his understanding of physics, and work with him, live together 

for so long in real meaning......., 

oh my god ! ! !

After tomorrow, 

I should stop weeping 

I admit my dream has already dashed, 

I make the best use of this doctor degree in other fields, 

YES I CAN!

then reboot my mind 

and move on and step forward in other my favorite fields, oh good grief!