A-LeroyのQueerなΨ難日記

Beauneへ行きたいA-のΨ難とかクィアなセクシャリティーとか

過去の仮定からの解放

最近、卒業シーズンで京都を去る友達との送別会が続いているせいなのかそれとは全く関係無いのか良くわからないが、いろいろ考えていて確信に至ったことがあって、

【 私は、京都で素晴らしい友達や先生の傍にいられて、統計物理や物性物理の理論に関わってとても幸せな今の状態以外ではあり得ないし、

京都大以外では自分が自分であり得ない】

ということ。

「B4かM1で他の研究室に入室してたら・・・」

「京都の理学部以外の学校・学科だったら・・・」

「学部か修士でここを卒業して、他の道へ進んでいたら・・・」

って、どうにもならない過去を振り返って仮定の話をしたことが(自分からだったり、他者に言われたりだが)あり、異常と思えるほど過剰に意識し続けていたようだが、

それらの可能性はほとんど0であると、今は確信してるようだ。

とても苦労し、困惑してきたけど、

固体物性物理系の先生との研究議論の高揚感と喜びはかけがえの無いもので、どんなに酷い気分な時も、議論を終わって部屋を出る時は高揚感と喜びに満ち溢れて、次やることにワクワクしていて、

この系の研究を続けたい、と思っていた。

私は、京都大と学部以降に出会った友達・先輩のおかげで、いつかは過去のTraumaを克服できるだろうと思う……。

過去に盲信的に憧れていた大学の優秀な人の話を聞いたって、もう私は大丈夫!《私は、京都大で、物性物理をやっていて、友達と付き合って一番幸せで、他の有り様では存在し得ないから!》……… と自信を持って言える気がするけど、やっぱりまだ少しは揺さぶられるのかな??

昔、「変だ、おかしい、普通じゃないから直せ」って周りからよく言われてすごく嫌だった……。

それから、将来の就職のことを、大して私を見ていない大人に一方的に言われたこともすごく嫌だった、

「その分野は厳しいでしょう。夢ばかり見ないで現実を考えろ・・・秀才・天才と言われる人々が多数いるんだから」云々。

私は、「そんなこと言うなら、どうか

《普通レベルの才能・能力》

を私に授けてから言ってくれ❗️ 

天才・秀才と言われる生徒じゃなくていいから・・・

私は、努力をしない人間では無いのだから。

普通に幸せに生活出来るような安定な精神状態を保てる状態を私に与えて!

私は、《反人間的な行為をしている》わけで無いのに、どうして『変だ、おかしい、普通じゃない』って非難され、孤立して苦労・困惑しないといけないの?

」と強烈に思い、時々こんなことを泣き叫んでいた……

何はともあれ

これで良かったはず、

学部の研究室選択も院試の時の選択も、今までも、【もし・・・してたら、良かった】はあり得ない、

だって私が、この研究室を選んで、こんな研究をしてきたからこそ、あんな議論こんな議論があって、実験家の先生が理論に興味を持って勉強して私に寄り添ってくれて、今後、一緒にやれそうな研究の話にもなって、今に至るんだから!