「もし、あの大学に進学していたら…」
Ψ近、本当に久しぶりに、ある友人が私に連絡をくれて、会いに来てくれた。
数年間全く音沙汰なしで、もう会えないと思っていたので、本当に嬉しかった。
彼女は、大学を辞めて、あれこれと悩みながら、新しい方向性を見つけようとしているところだった。
彼女は、入学当初から、「『大学』がどうも合わないし、（実際に通ってる）大学が好きでない」と違和感を感じていたらしく、専攻を変えたら少しは状況が良くなるかと思ったが、状況は変わらず、結構学部の途中で辞めてしまった。
まさに彼女が専攻を変えた時に、私も、化学→統計物理学へと事実上の専攻を変えていた。
当時、お互い、新しい専攻で頑張ろうね、と言っていたのに、彼女がこんなことになっていたとは……
彼女は、私が、化学に挫折して事実上の専攻を変えたにも関わらず、大学院へ進学して頑張っていると思うと、
どうしても、自分の状況を伝える気分にならなかったらしい……
さらには、彼女は、元々、他の大学に行きたいと望んでいたが、諦めてその大学へ進学したということを今でも残念に思うらしい。
彼女は、「（その大学ではなく）『大学』が合わない気がするから、もう大学には行くつもりはない…」と明言しているにも関わらず、
「もしあの大学に進学していたら……」と時々ふと思うらしい。
これは、私の状況と全く同じだ！ ！
しかし、彼女と私の状況の差異としては、
【私は、大学で勉強するのが大好きで、大学で勉強すること自体が嫌いだ、とは全く思ったことがない、それから、今の大学で幸せを感じている】
ということがあるのだが。
「大学（一般）が嫌い、もう大学には行くつもりはない」という彼女ですら、あの様なことを思うならば、
大学で勉強するのが大好きな私が、
「もし、あの憧れの大学に進学してたら……」
と時々ふと思ってしまうのは、まあ当然か、
やれやれ。
とにかく、勇気を出して、私に連絡をしてくれた友人に深く感謝しよう。
Recently my friend visited me after a long interval. I had not heard from her for several years, so I had almost gave up for seeing her again.
She had felt something wrong with her university and frustrated with her study, in the end dropped out of her school during her undergraduate.
Although she straggled to continue her undergraduate changing her major, it failed.
Just as she changed her major after long consideration, I also changed my virtual major, that is, from chemistry to statistical physics.
Thinking that despite of the frustration I went to graduate school and struggled with new major she
had not be included to make contact with me for several years.
Moreover she told me that she had hoped to go to other school but failed, even now she thought if I had gone the school......though she explicitly said she dislike "university" and she would not go to university again anymore.
This coincides with my situation, but the disparity is that actually I have always felt happy in our school and I have never thought that I dislike studying in university in general.
Therefore I felt that........
even her situation, she has often wondered if she could have went to the longed-for university, it's matter of course that I often wonder as she does, because I didn't hate studying in university, good grief.
Anyway I express my deep gratitude for her courage.
